このページは、音符は読めないけど、キーボード(ピアノ)を弾いてみたい方必見です。 このページは、1月に1回(毎月末)更新されます。初めての方は、レッスン1から、はじめてください。

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<< レッスン38 ハイドンのセレナーデを弾こう >>

作曲者と曲の紹介

フランツ・ヨーゼフ・ハイドンは1732年、オーストリアのローラウに生まれ、1809年、ウイーンでこの世を去りました。
バロック音楽の最盛期からロマン派音楽が台頭する時代にかけて、77年間にわたるハイドンの生涯は、古典派時代をすっぽりとおおっています。
学生の音楽辞典参照

ハイドンは数々の名曲をこの世に残しましたが、誰でも知っているのは、交響曲第94番(驚愕)、この第2楽章は小さな子供の教則本にも出てきて、皆に親しまれています。
交響曲第101番(時計)の第2楽章も有名ですね。
弦楽四重奏曲の(ひばり)(皇帝)などとともに、このセレナーデも有名な曲です。

この「弾いてみよう」でハイドンを取り上げるのは、今回が初めてです。
私はハイドンの曲はあまり好きではなかったのですが、最近になって、ようやく、ハイドンの良さがわかってきました。
シンプルで単純、明快なリズムの美しさ、様々な試練を乗り越えてきた年(実際はそんなに苦労していないのですが)になって、ようやくハイドンの作品のすばらしさを感じることができるようになったことは、うれしい限りです。

それでは皆さんとごいっしょにレッスンしていきましょう。

ステップ1

いつものようにお手元に楽譜をプリントしておいてください。
今回は2枚の楽譜にまとめました。
それではさっそく、パソコンの音楽を聴いてみましょう。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)]
セレナーデ1 楽譜
セレナーデ2 楽譜
いかがでしたか。
とてもきれいな、わかりやすいメロディーですね。ト長調の曲で、ファの音をシャープにします。楽譜をごらんください。茶色の音符がシャープ、黒い鍵盤を弾きます。
パソコンの音楽に合わせて、かいめい(ドレミ)で歌ってみましょう。

きちんと歌えましたか。次に右手のメロディーを弾いてください。
指の位置は下記の指の位置のイラストをごらんください。
ハイドンのセレナーデ 指の位置

ステップ2

今度は左手の練習です。
パソコンで左手の伴奏をよく聞いてください。
[ココをクリック(練習曲をダウンロードして視聴できます)] はじめはスタッカートといって、音を切って演奏しています。
1枚目の楽譜の4段目、Eのところから、レガート、音をつなげて、なめらかに演奏するようになります。そして、2枚目の楽譜の2段目4小節目から又、スタッカートの伴奏になります。
左手の弾き方のちがいをよく聞いて、同じような弾き方になるよう心がけましょう。
それでは皆さん、ステキなセレナーデが弾けますように。。。
又次回までお楽しみに、バイバイ

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