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理念と指導方針
★理念
生涯音楽、生涯ピアノを目指します。
花岡文子
東京音大のピアノ科を卒業して、結婚と同時に長崎に来ました。長崎市内で4年ほど暮らし、その後佐世保に移り住んで、「花岡音楽教室」を始めました。発表会は今年で34回目ですが、2年に1度の時もあったので、40年ほど経ちます。当初は習いに来た生徒さん全員が生ピアノを買う時代で、グレードテストやコンクールも受けさせていましたが、時の流れと共に、電子ピアノの生徒さんが増えるようになり、保護者の方の希望も、厳しく教えてくださいから、楽しく好きな曲を弾けるようにしてほしいと、変わってきたのです。
そこで、プロを目指さない生徒さんの指導を行うことにしました。
コンクールの参加もしません。1年に1度の発表会が発表の場になります。
ピアノは人と競うための楽器ではありません。プロに進まない多くの生徒たちにとっては、苦しい時、悲しい時、いつも傍にいて、好きな曲を奏でれば、心を癒してくれる楽器なのです。上達の進度が早いとか、遅いとか、どうでもいいことで、自分自身の生涯の友でいてくれればそれでいいのです。
〇私は老人会と町内の2つのコーラスの指導をしていますが、80歳を超えたお年の方でも、練習に参加されて、舞台に立っています。 ピアノもご高齢になられてから始められる生徒さんもいらっしゃいます。
生涯音楽、生涯ピアノ。。。つくづく思うのです。
★指導方針
〇幼児の場合

4歳児から教えていますが、幼児の場合、まだ好きな曲など、確立した自分の意思がありませんので、幼児用のテキストを使って、指導していきます。主なテキストは「ピアノパレード1」「うたえる!ひける!ピアノ曲集1」などです。歌とリズムを交えながら、お母さんも一緒に、少しづつ鍵盤に触る時間を長くしていきます。最初のうちは、鍵盤の柔らかいエレクトーンを弾かせています。

もう1つ、大事なことは、保護者の方も生徒さんと同じように、練習をして、ピアノを弾けるように指導しています。
生徒さんのレッスンの終了5分くらいで、保護者の方のレッスンもして、お家でも、一緒に練習する環境を作っています。
そうすることで、生徒さんは、練習をさせられているという気持ちを持たずに、自然にピアノに親しむ環境が出来るのです。

〇小学生になり、保護者の方も付き添わなくなり、1人のレッスンが始まります。
今度は、生徒さんのレッスンの様子をLINEで保護者の方に伝えます。その日の生徒さんの弾いた曲の録音と、次の課題の私のお手本の録音も添付します。そうすることで、保護者の方は、具体的に家で何を練習すればよいかわかるので、次のレッスンがとても上手くできるのです。
小学生の間は、だいたいこのパターンが続きます。
高学年になって、自分で考えて練習できる年齢になるころには、毎日練習するという習慣が身についています。生徒さんは練習させられているという意識を持たずに、成長することができます。

〇小学生以上の練習曲目については、「ピアノパレード」を次々進む生徒さんと、好きな曲を中心に選ぶ生徒さんといますが、どちらもテクニックは大事ですので、バーナムは必ずさせています。
その他、聴音、ソルフェージュ、楽典などは幼児から全員続けています。

〇中学生の場合
小学校を卒業すると同時にピアノを辞める生徒さんと、中学校に入っても続ける生徒さんに別れるのですが、続ける生徒さんは、合唱コンクールの伴奏をしたい生徒さんも多いのです。発表会と合唱コンクールの伴奏、両方やる生徒さんもいますが、発表会は無理という生徒さんも出て来ます。仕方がないことだと思っています。

〇保育科や教育科に進むことが決まったら、受験に向けて、レッスンの教材を整えていきます。バイエルは半年から3か月で終了することが出来ます。ソルフェージュは幼いころからやっているので、問題ありません。

〇大人の方のレッスン
大人の方は、それぞれ、どんな曲を弾きたいか、目的がはっきりしているので、その方の意向に沿って、弾きたい曲が弾けるように指導していきます。
高齢者の方も何人かいらっしゃいますが、それぞれ進度は個人差がありますので、あまり難しくならないように心がけて、指導しています。

〇発表会は1年に1度開催していますが、参加は希望者だけで、参加しなくても構いません。現在約3分の2が参加で、残りの3分の1は不参加になっています。